皆さん、こんにちわ。

骨折 .com しみずです。


以前からお伝えしている、

肘の橈骨の骨折をしてしまった中学生も症状は落ち着き、

あとは最後のレントゲンで医者からの許可を待つのみとなりました。



今日は、以前にご紹介したかな?

肘をスノーボードで骨折した他のアメリカ軍人さんのリハビリ風景をご紹介します。


こちらの方、本題に入る前に、

タトゥーめっちゃ入れてるんです^^

全身至る所に。

まずは動画をご覧ください。

肘を伸ばしていく段階で、手のひらが上に向きづらくなっていますのが分かりますか?

実際に、ご自身でも動かしてみてください。


彼曰く、

「橈骨が少し剥がれたような状態だった。

骨はしっかり付いている。」

そうなんです。骨折自体は大したことではなかったんです。


それなのに、関節の動きが異常に悪くなってしまう。


それはなぜでしょうか?


皆さん、肘を曲げ伸ばしする時に、

片方の筋肉が縮んで、反対側の筋肉が伸ばされるような感じになっているのが分かりますか?

ざっくばらんにイメージだけでもいいんです。


そうなんです。

”関節の組織が硬くなっているんです。”

このような組織も、動く時に、僅かに伸び縮みして、関節が動くんです。


靭帯や関節包といった関節などが変な方向に行かないようにするために、硬い組織となっています。


骨折して治る過程で、このような組織も

ガッチガチになってしまいます。


そこが硬くなってしまうと、肘が伸ばせなくなるだけでなく、

捻りの動作も難しくなってしまうんです。


肘の治療自体は、超音波で順調に進みます。

しかし、以前にもお話ししましたが、リハビリが肝心になります。ここを疎かにすると、

あとで恐ろしいことになってしまいますからね。

ご注意ください。