超音波は、ホントに骨折に効果があるのか?


これをテーマにモニターを集い、その方にありのままをレポートして頂くこの企画。


今回は、彼のこの骨折がどうして治るのが難しい理由を3つお話ししたいと思います。

骨折している方や、疲労骨折、スポーツをしている方などは、参考にしてみてください。


今回の彼の骨折が治りにくい理由をみていきます。


1、心臓から最も離れている部位である。


血流が良い場所は、治りも早いんです。でも悪い場所は遅くなってしまいます。

その代表例が足くるぶしだったり、第5中足骨などです。

今回の小指も同様で、そもそも心臓から新鮮な酸素を含んだ血液も🩸届きにくい場所です。冬場は足先が冷えますよね。血流が悪いからです。

血流が悪いと言うことは、骨折部の代謝活動も低下しがちになったり、栄養素もお届けしにくくなります。

こんな写真のようにドアという骨折部に新鮮な血液や栄養素、代謝された血液を回収(静脈血)されなくてはなりません。

2、発症から時間が経過している。

お話をきくと、12月にスパイクで踏まれて、現在既に3ヶ月目に入っております。

骨折すると、腫れるなどしてカラダが骨折治療モードに入ります。受傷後、数日はズキズキしたりしますよね?

あれも炎症反応と言って、骨折が治っていくには必要な過程なんです。

その期間に一気にスパートをかけて、安静にして治すのが理想なんです。


しかし、時間が空きすぎると、自分の免疫システムが、

「治すのやーめた。」

といって、治療モードを解除してしまっている、

もしくは、

治療モードは治療モードでも低出力での治療モードに切り替わっている恐れもあります。


3、ストレスがかかり続けている。


彼からお話を聞くと、もちろん選手権にも出場していたし、その後も骨折に気づかず、普通に活動をしていたわけです。

現在は、サッカーはしていないにしろ、普通に歩いているわけです。


〜歩くのが何でダメなの?〜

骨折治療において、大切なのがストレスをかけないこと。

骨折部は、人間に例えると、とっても神経質な方、

邪魔されたり、茶化されたりするのが大嫌い。

治すことに集中したい訳です。


それなのに、体重がかかってきたり、

また、歩くだけで、足の底面についている筋肉などがわずかに伸び縮みしたりしています。

そんなストレスも究極のところ、減らしたいのが理想です。


さもないと、

骨折部は、怒ってしまって



「治すのやーめた。」

と諦めてしまいます。


以前にも骨折超音波の女性のお客さまで、

親指の末節骨という一番先端の骨折をされた方がいました。


普段の固定は、テーピングでこんな感じだと、報告してくれて、

治りが悪かったので、超音波をオーダーして頂いた訳です。

超音波治療でももちろん、良いのですがそれに加えて、

可能な限り荷重をかけないでください。

とお願いしました。


その甲斐があってか、

ご本人が私どものアドバイスも理解してくださり、実行してくださったのでしょうね。

2週間のレンタルで回復したというデータがあります。


なので、骨折の治癒には、いかにストレスを与えない方がよいかというのが大切かと言うことを少しはご理解頂けたかと思います。


さらに、補足的に、

彼の骨折は、

骨折部が離れていますよね?

むしろ、関節のようになってます。

当然、ボンドやノリで貼り合わせる時をイメージしていただければ、すぐ分かると思いますが、離れているのは、厳しい要素の1つです。


やるしかない。

とは、言ってもですよ!

淡々とネガティブなことばかり言って大変申し訳ございません、

以前にも手術をしても骨がつかなかった骨折が治ったり、

今までたくさんのミラクルを起こしてきてくれた、超音波、オステオトロン!

私は、やってくれるんではないかと信じております。


わずかな希望をもって、諦めず進みましょう!