今回は骨折したら、知っておきたいお医者さんの役割についてお話しさせて頂きます。


① 骨の状態を診るのが仕事。

骨折をすると、多くのケースで2週間に1度のペースくらいで、レントゲンチェックに行くと思います。


そこで、現在の骨の状態がどうなっているのか、

骨が回復してきているのか、はっきりしていた線が薄くなってきているのか、さまざまな状態を確認していきます。


②固定具の作製

骨が適切な位置でしっかり付くようにするためには、

固定具を作製、調整するなどしなくてはなりません。







③手術

もし骨が激しくズレていたり、

自然治癒力を持っても、骨が戻りそうにない。


そういった時は、手術をして、人工的に骨を付けたりします。

そういった事も、当然お医者さんのお仕事です。


お医者さんのお仕事のほんの1例をご紹介させて頂きました。


よし治った!



骨が付いた!

お医者さん、ありがとう!

そうなりたいけど、


実は、多くの病院、整形外科では

骨が付いた時点で終了。



しかし実際のところはいかがでしょうか?



上の動画は、骨折後初めて行ったリハビリの動画です。

10代の腓骨下端骨折


怪我されてないかたでしたら、

膝を伸ばして踵でバランスを取った状態で、

つま先をつけるのは簡単に出来ますよね?


こういった動きが出来ないんです。


むしろ、骨が付くのは、

いわば、

スタート地点なんです。


なので、その点を踏まえた治療プランが大切になってきます。


余談ですが、

普通、もっと動かないです。

そしてもっと浮腫が強いです。

ゾウさんの足のような状態からリハビリがスタートしていきます。


〜結論〜


お医者さんの業務内容や骨が付いた後の実際の動きなど少しはご理解頂けましたでしょうか?


お医者さんの言われた通り、

「はい、はい」


言っているだけだと、あとで痛い目にあいますよ、ということなんです。

自分でしっかり行動に移すなりしておかないと、苦労しますよ、

ということなんです。


私たちは、骨折治療、リハビリの専門家


骨折について、分からないことなどありましたら、お気軽にご相談ください。

お医者さんでは聞けないこと、言いづらいこと、私たちがさまざまな経験の中で学んだことなどもお伝え出来ればと思います。


どうぞお気軽に。